応援者なら誰でも生き方コーチです。

習慣化コンサルタントの古川武士さんは
ビジネスマン向けコーチとして起業するも
『コーチ』と名乗っただけでは
何をするコーチなのか漠然して
最初は失敗した。

次は『ドリームコンサルタント』と仕切り直し。
夢の実現に向けて目標設定から夢達成まで
サポートする予定だったが、
具体的にどんな夢ならサポートできるのか
曖昧だとして失敗。

次に彼の営業経験を活かした『セールスコーチ』
一定の成果を出せたのだが、
満足のいくほどのものではなくて次を探す。
(セールスコーチは多いので価格競争になっていたと思う)

着目したのは『モチベーションコンサルタント』
客先のベンチャー企業の社長から
「私たちからモチベを無くしたら仕事になりませんからね」
と言われコンセプトを見直した。

今度は居酒屋中心に当時流行っていた
奇跡の朝礼に目を向け
『朝礼コーチ』として活動しようとしたが、
冗談みたいですが古川さんは朝礼が嫌い。
即止めた。

何とかならないかと彼が契約していたコーチと
不得意を得意にした経験について話し合っていた時、
飽き性な自分を変えるために
習慣化の技術を持っていることに気づき、
『習慣化コンサルタント』として再出発。
それが現在の活躍までに至っている。

彼の数年間のコンセプト探しの旅は
こうして決着がついたわけだが、
私がここで言いたいのは「あきらめるな」ではない。

コーチを目指していた古川さんが
別のコーチから指導を受けていたという事実。
どんなコーチだったか、
いつから契約し出したのか、
月いくら払っていたのか、
など全く分かりませんが、
第3者の眼で自分を観察し助言する存在を
彼は必要と考え、お金を払って依頼していた。

もしそのコーチがいなかったら
習慣化をウリにやっていこうと自分で考え出せたか、疑問。

自分の強みは自分ではなかなか気づけない。
気づいた時には無駄な時間だけが過ぎていた。

私はあなたに助言する。

「自分の得たいものがあるならば
それをすでに得ている人に教えを乞え」
と。

言うことと実際とが違う嘘つきもいるでしょう。
結果を得ているが指導が下手な人もいるでしょう。

騙されてもいい。
人選を間違えてもいい。
それでも見つけろ。

その前に自分が本当に得たいものは何かを知る必要がある。

手がかりとなるものは2つある。

・時間
・お金

空き時間を見つけては取り組んでいることは何か?
時間を忘れるくらいのめり込んでいるものは何か?
相当な額のお金をつぎ込んでいるものは何か?
お金を得られなくても進んでやっていることは何か?

自分の日課を振り返ってみて下さい。
自分の部屋を観察して下さい。
通帳やクレカの支払い履歴を見て下さい。

今すでに自分の理想とする人生を
充分に満足して送っているとしたら
コーチ・コンサルにならなくてもいいので
それを情報発信して下さい。

ちょっと不満がある、
もう少し満足感を得たいと思うなら
どうかコーチを付けることを決意して下さい。
大きなヒントを与えてくれるはずですから。

自分は何が好きなのか分からない。
人生で何をしたいのか分からない。
というあなたならば、
とりあえず誰かを応援することに徹して下さい。

会社の社長でも上司でもいい。
どこそこのお店で働く女性でもいい。
アイドルやタレントの追っかけでもいい。
外国留学生でも動物愛護団体でもいい。
ボランティア活動に参加してもいい。

あなたを必要としている人はこの世に必ずいます!

誰かを応援するのがコーチ・コンサルタントならば、
あなたもすぐコーチになれます。

応援を習慣化することができたら
あなたは人生に迷える誰かを教え励ましていることになる。

生きることそのものが応援なのだと。

—————–

古川さんのコンセプト探しについて
天田幸弘さんの本から引用させて頂きました。

古川武士さんの処女作。
習慣化はほんとに難しい。

コメント

error: Content is protected !!