副業セラーはFBAを使え。

7月16日からアマゾンのFBA配送料が値上げされる。

その原因はEコマース利用者の増加と
配送業者の人手不足によるコスト高だ。

これが数年で解消される見込みはほぼ無い。
よってアマゾンセラーが利益を出すには
値上げしかなさそうです。

強気で値上げできる条件は
ニーズのある売れる商品であり
ライバルがいない商品を売ることです。
ライバルと同じ商品を売っていれば
必ず値下げ合戦で両者とも消耗します。
たとえニーズがあっても。

私がアマゾンせどり・転売を実践してきて
その経過を観察した範囲内ですが、
アマゾン倉庫に商品を入れて販売する
FBAセラーがあまり増えていない。
(中国輸入の中国人セラーは増えたが)

アマゾンの利用者は年々増えているのに
FBAセラーが増えていないのは、
やはり自社発送の方が送料コストが安いのだろう。
それと倉庫保管料もあることだし。

それでも副業アマゾンセラーは
FBAを利用した方がいい。
利益額が減ったとしても
発送などの手間が減るので
FBA納品は副業セラーにはメリットだらけだ。

ただし大型商品は止めた方がいい。
それは専業の人向けだから。

せどりや転売などの物販、
アフィリエイトや情報販売、
ネットビジネスは年々難易度が高くなってます。

誰でも楽して儲かるなんて
絶対にないですからね。

(以下記事抜粋)

アマゾン、配送代行を7月に値上げ 物流コスト上昇を転嫁
2019/5/22 日本経済新聞

アマゾンジャパン(東京・目黒)は、
出品事業者がアマゾン以外の通販サイトも経由して
販売する商品の配送・在庫管理を
一括代行するサービスの料金を引き上げる。
このほど7月16日に料金を改定すると通知した。
値上げ率は商品サイズによるが、
一部の大型商品では約2倍となる。
アマゾンは配送業務を外部企業に頼っており、
物流コストの上昇を転嫁する。

今回、価格改定するのは
「FBAマルチチャネル」と呼ぶサービス。
アマゾンが出品事業者から事前に商品を預かり、
アマゾンのサイトのほか、
楽天など他社サイト向けも含めた
商品の配送・在庫管理を代行している。
利便性の高いサービスとして人気がある。

今回の価格改定で影響を強く受けそうなのは、
大型の商品を取り扱う事業者だ。
商品を収納する箱の3辺の合計が
160センチメートル以上170センチメートル未満で
重量が30キログラム未満の商品の場合、
現在の配送手数料は1個763円だが、
改定後は2倍の1575円に上昇する。

このほか、同じ商品で一度に
複数個の注文を受けると
負担が従来より重くなる見通しだ。

値上げの背景にあるのは物流費の上昇だ。
厚生労働省によると、
3月のトラックドライバーを含む
自動車運転者の有効求人倍率(常用、パート含む)は
3.10倍と高水準が続く。
アマゾンは配送業務を外部企業に頼っており、
配送コストを自社の取り組みで吸収するのが
難しいと判断した。

同社は日本経済新聞に対し、
「コスト削減に努めて手数料を据え置いてきたが、
このたび料金を変更させていただくことになった」
とコメントした。

最近は日本でアマゾンによる値上げの動きが相次ぐ。
2月に出品者がアマゾンの通販サイトに出品する
商品の物流代行サービスの料金を実質値上げした。
4月には、会員になると
配送料が無料になる有料会員「プライム」の料金を
従来の年3900円から4900円に引き上げた。

こうした値上げの動きが
事業者の出品や消費者の購入に与える影響も注視される。
(以上)

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