ビジネスはグレーゾーンを攻めろ!

ヤフートップニュースにて
マスク転売をした人が逮捕された。

(以下)

マスク高額転売で業者を逮捕 岡山県警、全国初
6/1(月) 産経新聞

取得価格を超える価格でマスクを転売したとして、
岡山県警倉敷署と同県警生活環境課は1日、
国民生活安定緊急措置法違反(衛生マスクの転売の禁止)の疑いで、
高松市伏石町のハウスクリーニング会社役員、
藤井淳希容疑者(34)を逮捕した。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う
マスクの品薄で同法が改正され、
今年3月15日からマスクの高額転売は禁じられている。
同法違反での逮捕は全国で初めて。

逮捕容疑は今年4月29日、
輸入販売業者からマスク7万枚を1枚44円(計308万円)で仕入れて
岡山市内で知人の自営業男性(38)に
1枚49.5円で1万4千枚(計69万3千円)を転売、
同月30日に倉敷市内で別の自営業男性(38)に
1枚50.6円で2千枚(計10万1200円)を転売したとしている。

同署は藤井容疑者の認否を明らかにしていない。
4月下旬、
「県内の駐車場でマスクを販売している露天商がいる」
などと情報提供があり、発覚したという。

(ここまで)

藤井容疑者は香川県高松市にある
ハウスクリーニング会社の
役員をしているとある。

34歳で役員になれているということは
創業して間もないベンチャー企業なのでしょう。
ネット検索したがHousepicaという会社か?
もし正しければ創業2年、従業員数5名の
小規模事業者ですね。

ベンチャー企業は存続をかけて必死な毎日。
大手のクリーニング会社もあって
熾烈な顧客争奪戦で消耗していることと思う。

少ない給与だから
マスク転売でもして小遣いにでも…

この人はマスク転売は違法なことを知らなかったのか。

マスクを販売するのは悪い事ではない。
断じて。
買った人も同意していることと思う。
高いけど仕方ないかと思いつつ。

ならば

「見つからないところでコッソリと販売しなさい!」

なぜ通行人が目撃できる駐車場で
白昼に堂々と売ったのですか?
喫茶店に入って商談を装いながら売ってもよかったのに!

「商人はいつでも頭脳勝負です!」

使い捨てマスクは洗って2度目に使うと
毛羽立ってこしょばゆい。嫌いだ。

花粉症の私はアリエクスプレスで4月8日に買いましたよ。
200枚で8000円ちょい。
これで2度目を使うことはなくなって
新たなマスクで1日をスタートできる。
すがすがしい。

藤井さんよ。
ハウスクリーニングは儲からないぞ。
ライバルがウヨウヨいて、そいつらに勝てるか?
時間労働で収入に限界があるし。

それに比して転売(物販)はチャンスが大きい。
売られているあらゆるモノに需給があって
絶えず価格差が生まれるから。

あなたは輸入業者から仕入れができた。
それを購入してくれるお客を見つけることができた。
行動力はある。

あとは今のクリーニングの仕事に見切りをつけて
稼げる仕事にシフトするだけ。

34歳はまだまだ若い。
のし上がれる。
がんばれよ。

何々。
「見つからなかったら何をしてもいいのか!?」
「お前は犯罪を是認する悪人といっしょか!?」
とツッコミが来そうですね。

イエスは言った。
「法律のために人があるのではない。人のために法律がある」と。

マスクは売っていい。
マスクがないと困る人に売っていい。
ただし値段は両者の合意で取り決めること。

しかし私はやらない。
なぜなら儲からないから。

上の男性は1枚44円で仕入れて
約50円で販売した。
利益率12%は低い。
30%はほしいところ。

しかもまだ在庫が残っていることと思う。
全部売れるか?

それと一過性のブームに乗れたとしても
その次を探さないといけない。
3月にマスク転売で儲けた奴らは今どうしているのかな?

私ならラクになっていかないビジネスは早めに卒業したい。

コメント

error: Content is protected !!